投資と投機の違いとは?お金を増やすため必要な知識を徹底解説!

長期投資のメリットとデメリットや投機、短期投資との違いを知ることで、お金を増やすための計画に必要なイメージを持てるようになります。

長期投資は、老後の資産活用までを踏まえたお金を増やす方法です。分散投資や複利効果についても理解を深め、資産の形成から活用までのライフプランを立ててみましょう。

また、投資をしている人の中には、いつのまにか投機になってしまい、自分たちの大切なお金を失う人も少なくありません。

投資と投機は似ているようで、全く異なる方法です。その一つに、「なぜ投資をするのか?」という投資の目的が明確になっていないことがあげられます。

そこでこの記事では、長期投資のメリットとデメリットや短期投資との違いについて、要点をわかりやすく解説します。

投資とは
・将来の成長が期待できるものに資本を投じる
・複利効果
・長期目線
・プラスサムゲーム
 参加者全員が勝つ可能性がある
 参加者全員の損益がプラスになる可能性がある
投機とは
・株価の推移などの機会(タイミング)に投じる
・短期目線
・ゼロサムゲーム
 儲かる人がいる一方で、損をする人がいる
 参加者全員の損益を合計するとゼロになるもの。

長期投資をするメリット

短期投資ではなく長期投資をするメリットには、どのようなものがあるのでしょうか。

長期投資は、短期投資とは根本的に発想が異なる投資方法です。お金を増やすためには、目的を定めて軸をぶらさないことが大切です。

将来の成長に賭ける投資は、お金が増えるまでにどうしても時間がかかります。

手っ取り早くお金持ちになりたいと考える人がいるかもしれませんが、残念ながら、お金持ちへの道にショートカットは存在しません。

投資の神様と呼ばれているウォーレン・バフェット氏も、「最速でお金持ちになろうとするな」と言っています。

長期投資についての理解を深めるために、まずは長期投資をするメリットを見ていきましょう。

複利効果を高めやすい

当初100万円のお金を5%の利回りで運用した場合の単利と複利の違いを見てみましょう。(計算において税金は考慮していません)

単利とは
【1年目】元本100万円に対してもらえる利息は5万円です。
【2年目以降】元本100万円なので、利息は5万円で同じです。
・利回りの変化がなかったと仮定すれば、利息は5万円から増えません。
複利とは
【1年目】元本100万円に対してもらえる利息は単利と同じく5万円です。
【2年目以降】元本105万円(元本100万円+利息5万円が)が再投資されるため、利息は5万2,500円です。

運用を10年単位で続けることで、単利と複利で100万円を超えるような利益の差が生まれます。
複利は効率的に資産を増やせるため、長く運用するほど効果を高めやすいと言えます。

リスクコントロールがしやすい

長期投資では、短期投資よりリスクコントロールがしやすいこともメリットです。大きな損失を被ることがないように、資産を分散できます。

資産を分散方法【3選】
・資産クラスの分散(株式、不動産投資、投資信託、暗号資産など)
・銘柄の分散(投資先の会社、物件、銘柄など)
・時間の分散(投資のタイミング、ドルコスト平均法など)

値動きに左右されない

短期投資の場合、FXのような変動し続ける値動きを常に注視して対応していくことが必要です。

短期投資では、機関投資家がコントロールする値動きや株価の暴落が精神的にしんどくなる原因となります。

長期投資であれば、日々の値動きに一喜一憂する必要もないため、精神的にも楽に投資を継続できます。

値動きに張り付かなくて済むということは、本業を持つ会社員でも始めやすい投資方法といえます。長期投資は、参入障壁が低いということも利点です。

そもそも長期投資とは?

金融資産の売買を短期的に繰り返して、利益を得るのが短期投資です。長期投資では、金融資産を長期にわたって持ち続けます。

投資の初期では利益が出なくても、長期的に見て収益を平均化すれば安定した利益を生むという仕組みです。

複利効果や資産分散の効果により、収益の安定性が生まれます。

長期投資と短期投資の違い

短期投資では、安く買って高く売ることを繰り返します。保有している金融資産が目標まで値上がりしたらすぐに売却し、値下がりしている金融資産を買ってまた売るという流れです。

長期投資では、金融資産の将来的な成長を予測して保持し続けます。短いスパンでの値動きに惑わされず、金融資産の価値が何倍にもなる時点まで待って売却するという流れです。

家賃収入を目的とした長期保有の不動産投資も、長い期間にわたり収入を得られる長期投資です。

長期投資で成功するためのポイント

長期投資には、さまざまなメリットとデメリットがあります。短期投資との考え方や収益性の違いにも、注意することが必要です。

これらの内容を踏まえたうえで、長期投資で成功するためのポイントをご紹介します。長期投資の収益性を高める方法を考えていきましょう。

いつまで投資するのかを決めてから運用する

長期投資においては、資産を増やす期間と活用する期間を決めることが成功のポイントです。いつまで投資するのかという期間を設けることによって、計画的に長期投資を進められます。

若いうちは資産形成の期間です。勤労による収入を投資に回して、老後のための資産を築いていけます。一方、老後は資産活用の期間です。収入が減る老後では、資産を運用しながら少しずつ切り崩すことになります。

ご紹介した内容は一般例です。リタイアする時期や資産状況を加味して、最適な投資の期間を設定しましょう。

不動産投資であれば、毎月の家賃収入に加えて物件の売却益も得られます。老後の安定した生活のためにも、長期投資はおすすめの投資方法です。

投資先企業への理解を深める

どのような金融資産であっても、投資先の企業への理解を深めることが重要です。株であれば投資先の会社、不動産投資であればパートナーとなる不動産投資会社や物件のリサーチを徹底しましょう。

リサーチの際は、株式投資においては投資先企業は事業実績が安定していて自己資本比率を上げようとしているかどうかがポイントです。不動産投資においては、不動産投資会社の入居率や事業規模をチェックしましょう。

合理的な経営者が組織する、人を幸せにする企業であるかも重要です。経営者のマインドは企業理念となり、長期的な事業展開と成長性を大きく左右します。長期投資には不可欠な要素といえるでしょう。

理解しやすいシンプルな事業内容であり、応援したくなる企業かどうかも大切です。長期投資においては、投資先の企業が長年にわたって付き合っていくパートナーになり得ます。信頼できる相手を選ぶという視点も持ちましょう。

アセット・アロケーションで運用する

資産の分散については上述しましたが、そのなかでも資産配分は特に重要です。資産クラスで投資先を振り分けることを、アセット・アロケーションと呼びます。大規模な機関投資家も採用している投資方法です。株式や債券、不動産投資などに対して、最適な資産配分の比率を決定します。

個人で投資環境や投資対象の検討を重ねたとしても、長期投資においては10年後の予測は困難です。企業の成長が予測できない場合には、アセット・アロケーションを導入することでリスク分散と収益の平均化が望めます。

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