チェーンリンク(Chainlink/LINK)は、国内暗号資産(仮想通貨)取引所での新規上場が続いていて注目度の高い銘柄です。
- 汎用性の高い優れた機能をもっている
- 中間処理の機能を持ったプラットフォーム(ブロックチェーンのネットワークと外部システムをつなぐ)
- データ(市場データ・銀行システム・商品データ)を安全に管理
金融・証券・保険・貿易などの実生活のあらゆる分野での活用が期待されている銘柄です。
2016年から暗号資産(仮想通貨)に注目し、資金25,000円から2,500,000円(100倍以上)にした私が、暗号資産のチェーンリンク(Chainlink/LINK)について、特徴やこれまでの価格推移、今後の見通しなどを解説します。
※ 株式会社ショッパーズアイ調べ 調査方法:国内に於ける暗号資産付与のクレジットカード展開状況に関するデスクリサーチ及びヒアリング調査(2021年10月8日~20日) 調査対象:金融庁HP「暗号資産交換業者登録一覧」31社(2021年10月4日時点)
- チェーンリンク(Chainlink/LINK)とは?現在の価格
- チェーンリンク(Chainlink/LINK)の特徴や将来性
- チェーンリンク(Chainlink/LINK)の課題やデメリット
- チェーンリンク(Chainlink/LINK)の今後の価格予想、1万、10万、100万になる?
- チェーンリンク(Chainlink/LINK)の活用事例(企業、大学などと連携)
- 取引開始までの流れ【簡単3ステップ】
- ビットフライヤー(bitFlyer)とは
- ビットバンク(bitbank)とは
- チェーンリンク(Chainlink/LINK)の購入方法・買い方
- 暗号資産(仮想通貨)取引所選びを失敗しないため|重要な4つのポイント
チェーンリンク(Chainlink/LINK)とは?現在の価格
チェーンリンク(Chainlink/LINK)とは、ブロックチェーンネットワークと外部システム(オフチェーン)とをつなぐミドルウェア(中間処理役)の機能を持ったプラットフォームです。
チェーンリンク(Chainlink/LINK)は2017年にローンチ(新規公開)され、2019年まで目ぼしい動きはありませんでしたが、2020年中頃から大きく躍進しました。
2020年1月の始値は200円前後でしたが、8月には一時2,000円台につけて、7ヶ月で10倍以上の価格になりました。躍進した要因は次の3つが考えられます。
- 2020年に躍進した主な要因
- ・多くのDeFi・NFT・ブロックチェーン技術との連携
・Chainlink2.0のホワイトペーパー発表。
・NBAのNFT参入。2021年最高値の5,600円台を更新!
通貨名 | チェーンリンク(Chainlink) |
シンボル | LINK |
取扱取引所 | ビットフライヤー(bitFlyer) ビットバンク(bitbank) |
公式HP | 詳細を見る |
チェーンリンク(Chainlink/LINK)の特徴や将来性
チェーンリンク(Chainlink/LINK)は、スマートコントラクトと現実世界のデータを接続することを目的とした分散型オラクルネットワークです。
- オラクルとは
- ・スマートコントラクト(オンチェーン)と、外部(オフチェーン)のデータソースを接続するサービスのこと
・外部データの情報源を検証して、情報の橋渡しをするレイヤーのこと
ブロックチェーンネットワークに安全に外部データを取り込める
チェーンリンク(Chainlink/LINK)は「分散型オラクル」のミドルウェア(中間処理役)です。
チェーンリンク(Chainlink/LINK)を経由して、外部データとブロックチェーンをつなぎます。
分散型オラクルであるチェーンリンクは、取り込む外部データを連結された複数のオラクルで検証し、単一の中央管理者・システムの脆弱性を排除し、同時にデータの信頼性を向上させています。
- 中央集権型オラクルから送られてくる外部データが、間違いなく正しいのか
- その管理者が信用できるのか
また、これら複数のオラクル運営しているそれぞれのオペーレーターに対して、報酬として暗号資産(トークン)のLINKが支払われる仕組みとなっています。
ブロックチェーン技術を外部システムで活用することができる
チェーンリンクに期待されている利用方法は次の通りです。
- ブロックチェーンデータ・技術を、PayPalなどの電子決済に活用可能
- 既存サービス(PayPal)とブロックチェーン技術の融合
異なるブロックチェーン同士をつなぐことができる
チェーンリンクは、ブロックチェーンと外部(オフチェーン)を相互につなぐだけでなく、異なるブロックチェーン同士をつなぐことができます。
- 互換性がある(多くのブロックチェーンは互換性がない)
- チェーンリンクを活用すると、ビットコインとイーサリアムのブロックチェーンを繋げる(チェーンリンクがないとできない技術)
チェーンリンク(Chainlink/LINK)の77のユースケース
チェーンリンク(Chainlink/LINK)のプロジェクトチームは、スマートコントラクトと外部情報をリンク(繋ぎ合わせる)する主な働きを77のユースケースとして発表しています。
- 77のユースケースとは
- 金融、送金、決済、保険、企業データベース、サプライチェーン、行政、個人情報、衛星、AI、公共事業、政府機関などが含まれている
例えば、スマートコントラクトを既存のPayPalや銀行システムに接続し、金融プロセスの情報を切れ目なくシームレスに統合できます。
金融機関の送金を利用し、国境を越えた決済機能のために国際決済メッセージング標準SWIFTを利用することもできます。
チェーンリンクは、スマートコントラクトをスマートカーのIoTセンサーデータに接続して、自動車保険を合理化できます。
今後IoTが普及するにつれて、サービスの垣根を越えた様々なシステムやアプリケーションがスマートコントラクトに連結することで、利便性の向上と便利な新サービスの開発が可能になります。
チェーンリンク(Chainlink/LINK)の課題やデメリット
ここまで、チェーンリンク(Chainlink/LINK)のメリットや特徴に焦点をあてましたが、チェーンリンクのデメリットや課題について包み隠さず解説します。
通貨価値の担保がされていない
チェーンリンク一番のネックは価値の担保がされていないこと。
- チェーンリンクは日本円や米ドルとは違い「発行体」がなく、通貨価値が保証されていない
つまり、世界的に「チェーンリンクは必要ない」という考えが広がり、需要が下がってしまうと価値も下がってしまう可能性があります。
ただ、暗号資産の需要は年々増加傾向にあり、エルサルバドルの法定通貨に選定されたり、決済手段として利用されるなど、需要が0になるとは考えがたいです。
通貨価値が不安定(値動きが大きい)
まだ通貨としての地位が確立できておらず、米ドルや日本円などと比べ値動きが大きい点です。
通貨価値が安定しない主な理由は次の通りです。
- 暗号資産の歴史は浅く通貨の価値がまだ分からない点がある
- 規制が万全でなく市場操作されるリスクがある
- 投機商品として取引されることが多い
逆転の発想でいえば、今は値動きが大きいため短期的に資金を増やす目的では有効です。
不正取引などによる損失の補償がされない
法整備や取引所の体制が発展途上の段階であるため、不正取引などで損失がでた場合でも補償がなされない可能性があります。
ただ、現在の暗号資産取引では「交換業者」と「顧客」が持っている仮想通貨は別々に保管・管理されているためリスクは低いといえます。
チェーンリンク(Chainlink/LINK)の今後の価格予想、1万、10万、100万になる?
2021年2月、チェーンリンク(Chainlink/LINK)はブロックチェーン技術に限らず、DeFiやNFTといった今注目の技術との連携を発表に伴い、一時期3,800円台になることもありましたが、2021年12月現在は2,400円前後の価格を推移しています。
2020年1月の始値は200円前後でしたが、10倍以上の価格になっています。躍進した要因は次の3つが考えられます。
- 躍進した主な要因
- ・多くのDeFi・NFT・ブロックチェーン技術との連携
・Chainlink2.0のホワイトペーパー発表。
・NBAのNFT参入。2021年最高値の5,600円台を更新!
2030年には90,716円の見込み「cryptocurrency price prediction」の予想価格
暗号資産(仮想通貨)の価格予想サイト「cryptocurrency price prediction」は、2025年にはチェーンリンク(Chainlink/LINK)の価格が32,204円(284.99ドル)、2030年には90,716円(802.79ドル)を超えると予想しています。
現在価格を2,400円と仮定すると2030年には約40倍の価格となります。
価格予想のため、90,716円(802.79ドル)に到達しないこともあり得ますし、2022年の早々に達成している可能性もあります。1万円を投資して40倍の価格となると40万円。夢が広がる数字ですね。
- チェーンリンク(Chainlink/LINK) cryptocurrency price prediction の価格予想
- 2022年の価格予想(最高価格)・・・ 7,802円(69.04ドル)
2025年の価格予想(最高価格)・・・ 32,204円(284.99ドル)
2030年の価格予想(最高価格)・・・ 90,716円(802.79ドル)
※2021年12月時点の価格予想(113円/ドルで試算)
参考:価格予想 (cryptocurrencypriceprediction.com)
関連:DeFi(分散型金融)徹底解説!特徴と活用方法、将来性|暗号資産
関連:NFT(非代替性トークン)徹底解説!特徴と活用方法、将来性|暗号資産
チェーンリンク(Chainlink/LINK)の活用事例(企業、大学などと連携)
2019年にはGoogle Cloudと提携。その後2021年8月に、チェーンリンク(Chainlink/LINK)のネットワークで、Google Cloudが提供する天気データが利用可能になりました。天気をもとにした予測市場や、農業向けの保険などをDeFi(分散型金融)で提供出来るようになる見込みがあるとして、注目を集めています。
これ以外にも、日本発のパブリックブロックチェーンを開発する「ステイクテクノロジーズ」が技術的な連携を行なったり、中国の国家ブロックチェーン・プラットフォームである「BSN(ブロックチェーン・サービス・ネットワーク)」がチェーンリンク(Chainlink/LINK)のオラクルを導入するなど、ユースケースは現在でも増加しています。
取引開始までの流れ【簡単3ステップ】
取引開始までの基本的な口座開設の流れを見てみましょう。
国内取引所はほとんど同じ流れで口座開設ができますので、複数の取引所に口座開設をする場合もぜひ同じような流れになります。
スムーズに口座開設を進めるために、運転免許証などの身分証明書を事前に用意しておきましょう。
①アカウント登録
取引所のホームページより、メールアドレスを入力して、会員登録をします。
②スマホで本人確認
基本情報登録と本人確認書類を提出します。
本人確認書類の表面・裏面を撮ります。本人確認書類とともに自分が写る、セルフィー(自撮り)を送信する取引所もあります。
③最短1日で取引開始
ビットフライヤー(bitFlyer)とは
ビットフライヤー(bitFlyer)は、みずほファイナンシャルグループを筆頭に国内の大手メガバンクなどから出資を受けている優良企業です。
ビットコイン取引量 6 年連続 国内 No.1の暗号資産(仮想通貨)取引所です。
※ Bitcoin 日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における 2016年-2021 年の年間出来高(差金決済/先物取引を含む)
ビットフライヤー(bitFlyer)が選ばれる4つのメリット
ビットフライヤー(bitFlyer)が選ばれるメリットは4つあります。
- 国内初!ビットコインがもらえるクレカ誕生
- ビットコイン取引量6年連続国内No.1
- 高機能かつ使いやすさを追求したツール
- 高いセキュリティ
※ 株式会社ショッパーズアイ調べ 調査方法:国内に於ける暗号資産付与のクレジットカード展開状況に関するデスクリサーチ及びヒアリング調査(2021年10月8日~20日) 調査対象:金融庁HP「暗号資産交換業者登録一覧」31社(2021年10月4日時点)
取り扱い銘柄15種類
ビットフライヤー(bitFlyer)の取扱銘柄は次のとおりです。
- 取り扱い銘柄15種類(2022年4月時点)
- 1.BTC(ビットコイン)
2.BCH(ビットコインキャッシュ)
3.ETH(イーサリアム)
4.ETC(イーサリアムクラシック)
5.XRP(リップル)
6.XEM(ネム)
7.LTC(ライトコイン)
8.MONA(モナコイン)
9.XLM(ステラルーメン)
10.LSK(リスク)
11.BAT(ベーシックアテンショントークン)
12.XTZ(テゾス)
13.DOT(ポルカドット)
14.LINK(チェーンリンク)
15.XYM(シンボル)
※ Bitcoin 日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における 2016年-2021 年の年間出来高(差金決済/先物取引を含む)
ビットバンク(bitbank)とは
ビットバンク(bitbank)は安いスプレッドで取引ができる取引所として有名で、全ての暗号資産(仮想通貨)取引で安いスプレッドでのトレードが可能です。
スプレッドはビットコインで0.07%、モナコインで0.3%と非常に低いです。中には1円未満の注文単位からお試して購入できるアルトコインもあります。初心者の方にもおすすめの取引所です。
ビットバンク(bitbank)が選ばれる4つのメリット
ビットバンク(bitbank)が選ばれるメリットは4つあります。
- 使いやすい取引ツール(60種のテクニカル分析)
- 初心者でも簡単・便利に利用できるサービスが充実
- 「逆指値注文」「逆指値成行注文」機能
- 高いセキュリティ
「逆指値注文」「逆指値成行注文」機能の提供開始
2021年9月27日(月)より「逆指値」の注文と成行注文(2種類)の機能の提供開始を発表しました。
- 逆指値とは
- ・相場が上昇し、指定した価格以上になれば買いとする注文方法
・相場が下落し、指定した価格以下になれば売りとする注文方法
- 「逆指値注文」と「逆指値成行注文」の違い
- ・逆指値注文はトリガー価格に到達すると「指値注文」を発注できるのに対し、逆指値成行注文は「成行注文」が発注されます。
・逆指値注文は指値注文で指定した価格よりも不利な価格で約定することはありませんが、逆指値成行注文はトリガー価格と乖離した価格で約定する可能性があります。
・逆指値注文では値動きの状況によっては約定しない場合があります。
「逆指値注文」は、仕事や就寝時などチャートから長時間目を離した時でも、指定した任意の価格到達時に機械的な決済ができる便利な機能。
保有ポジションにおける利益確定ラインの取り決めや損切りラインのリスクをあらかじめ限定できるため、特に乱高下の激しい相場で役立つことが多いです。
取り扱い銘柄13種類
ビットバンク(bitbank)の取扱銘柄は次のとおりです。
- 取り扱い銘柄13種類(2022年2月時点)
- 1.BTC(ビットコイン)
2.BCH(ビットコインキャッシュ)
3.ETH(イーサリアム)
4.XRP(リップル)
5.LTC(ライトコイン)
6.MONA(モナコイン)
7.XLM(ステラルーメン)
8.QTUM(クアンタム)
9.BAT(ベーシックアテンショントークン)
10.OMG(オーエムジー)
11.XYM(シンボル)
12.LINK(チェーンリンク)
13.MKR(メイカー)
チェーンリンク(Chainlink/LINK)の購入方法・買い方
日本で暗号資産/仮想通貨のチェーンリンク(Chainlink/LINK)を購入する方法を解説します。口座開設から入金、購入までの手続きの流れは以下の通りです。
- 暗号資産/仮想通貨取引所で口座開設(無料)をする
- 暗号資産/仮想通貨取引所に日本円を入金する
- 暗号資産/仮想通貨取引所でチェーンリンク(Chainlink/LINK)を購入する
≫ 米国上場している世界最大手コインベース(Coinbase)の特徴を知りたい方はこちら
暗号資産(仮想通貨)取引所選びを失敗しないため|重要な4つのポイント
日本の取引所は金融庁の登録・二段階認証に加えて、マルチシグ・SSL暗号化通信などを整っています。高いセキュリティ体制を構築しています。
2016年から暗号資産(仮想通貨)相場の動きに注目し、資産を40倍にした私が取引所選びで大切にしているポイントは次の4点です。
- 初心者にも使いやすいアプリ
- コインの種類が豊富
- 高いセキュリティ体制(安心して取引できる)
- 手数料、スプレッドが安い
初心者におすすめの取引所は次のとおりです。
おすすめ 取引所 | |||||
取扱銘柄数 | 18種類 | 22種類 | 20種類 | 21種類 | 37種類 |
取引所 手数料 | 無料 | 無料 | 無料 | 0.01% ~ 0.15% | メイカー:-0.02% テイカー: 0.12% (一部銘柄を除く) |
販売所 手数料 | 無料 | 無料 | 無料 ※BitMatch取引手数料を除く | 無料 | 無料 |
入金 手数料 | 無料(銀行振込手数料は自己負担) | 無料(銀行振込手数料は自己負担) | 無料(銀行振込手数料は自己負担) | ・無料(銀行振込手数料は自己負担) ・クイック入金:無料~330円 | 無料(銀行振込手数料は自己負担) |
出金手数料 | 一律407円 | 無料 | 無料 | 220~770円 | 550円(3万円未満) 770円(3万円以上) |
キャンペーン 特典 | 毎日抽選で10名に現金1,000円をプレゼント | 2000円の現金キャッシュバック(口座開設特典) | |||
公式HP | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
インターネットが世界中の経済・社会に大きな変革が起こしたIT革命のように、暗号資産(仮想通貨)は世界中の人が使う可能性を秘めています。
そんな将来を楽しみに待ちつつ、いまは価格の上昇が期待できる「資産」の1つとして、暗号資産投資を楽しんでみませんか。
今回はそんな注目度の高いチェーンリンク(Chainlink/LINK)について、特徴やこれまでの価格推移、今後の見通しなどを解説していきます。
※ 株式会社ショッパーズアイ調べ 調査方法:国内に於ける暗号資産付与のクレジットカード展開状況に関するデスクリサーチ及びヒアリング調査(2021年10月8日~20日) 調査対象:金融庁HP「暗号資産交換業者登録一覧」31社(2021年10月4日時点)
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